今春より、小学校へ楽しく通っている様子だった息子。
学校生活に、何も問題はないように思えたのだけれど・・・
先日、息子が学校にいる時間に、担任の先生から電話がありました。
「〇〇くんが、今日朝から授業中もずっと泣いているのですが、家で何か変わったことはありましたか?」
という内容のお話でした。
先生からみて、教室内でのトラブルは無さそうなので、原因は家庭?と思われたのでしょう。
他にも、お腹が痛いとか、足が痛いとか言って、泣いていることもあるようでした。
家で見せている顔とは全然違う息子に、驚きもあり、家庭に問題があると思われてしまったという恥ずかしさもあり、とにかく突然の知らせに、これはどうしたら良いものかと悩まされました。
学校の様子を息子に聞いてみた
先生から連絡があった日、学校から帰ってきた息子に「今日はどんなことしたの?」といつもと同じように聞いてみました。
「足が痛かったから、保健室で冷やしてもらったよ」
「〇〇くんと一緒に帰ってきたよ」
などと話したあと、
「今日は泣いた」
と、ぽつりと話してくれました。
泣いた理由は「お腹が痛くなったから」と「足が痛かったから」という答えしか、その時には出てこなかったのですが、
夜になって、息子が泣きながら「学校に行きたくない」「家の方がいい」「お母さんと離れるのが淋しい」という言葉が出てきました。
その言葉を聞いたとき、やっと息子の本心を知ることが出来て、私まで泣けてしまいました。
大人からすれば、小学校へ行くのは当たり前のことで、クラスの子と一緒に遊んだり、勉強したりする場所と理解しているけれど、
息子は、小学校という場所に、まだ慣れていないのだということなのでしょう。
入学当初から、登校も「一人で行くのは無理!」と言うので、毎朝途中まで付き添ってあげているという状況です。
5月に入って、そろそろ一人で行けるようになれば良いなと、付き添う道を短くしたら、別れるときにはいつも私の手をつかんでギュッと離そうとしません。(それでも、無理やり行かせていましたが。。)
こんな息子ですから、「私と離れるのが淋しい」という言葉が、本当にしっくりときたのです。
息子の気持ちを大事にしよう
入学して、もう2ヶ月目だし、そろそろ一人で登校できるだろう。
と、大人目線で考えるのはやめました。
幼稚園に入りたてのころも、泣いていた息子ですから、ここに自分の居場所があるんだと思えるようになれば、きっと楽しく通ってくれるはず。
息子が「淋しい」と言っているなら、もう少し付き添ってあげてもいいじゃないか。
こんな風に思ってくれることなんて、きっと今しかない。
そう思うことにしました。
翌朝、
最近は、付き添う道を短くしていたけれど、入学当初の道まで付き添ってあげることにしました。
すると、別れるときには、ギュッと握っていた手をパッと離して、そこから一人で学校に向かうことが出来ました。
息子にとって、どうしてあげるのが、親として正解なのかはわかりませんが、
今はこんな感じで、息子に寄り添ってあげられたらと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。