娘のことで、ずっと気にかかっていたことがありました。
それは、サ行が言えないこと。
「寿司」が、「つち」に。
「魚」が、「たかな」と、サ行はすべてタ行になってしまいます。
いっぽう長男は、早くからおしゃべりだったからか、これまでに言語面での不安や悩みなどは無く、今に至ります。
2人目の場合、どうしても上の子と成長を比べてしまったり、同年齢の子とも比べても、娘だけ、まだサ行が言えません。
もしかして、歯の噛み合わせも、発音に影響があるのかな・・?
など、ネットで色々と調べていくうちに、不安だけが増えていきました。
そうこうしている間に、来年には小学生になります。
自身も、サ行が言えないことは自覚していて、言えるようになりたい!と、本人が強く思っていたことから、病院を紹介してもらうことにしたのでした。
2週間に1回、病院での発音練習
はじめての診察時に、本人の知能や発音などをみてもらい、問題がなければ発音練習スタートです。
ちなみに、知能が追い付いていない場合は、発音も成長段階であるため、練習を始める時期ではないとのこと。
診察の結果、娘の知能は充分ということで、病院で2週間に1回の、発音練習が始まりました。
1日1回、お家での発音練習
早速、病院で教えてもらった発音練習を、宿題として毎日練習することになりましたが、
初回の病院での練習だけでも、かなりの成長がありました。
「少し、サ行が言えてるかも・・・!!」
まだ微妙だけど、お家での練習を重ねていくうちに、どんどん上手く発音出来ていると感じました。
そして2ヶ月後
「し」の音しか、練習をしていないにもかかわらず、病院やお家での練習を重ねるにつれて、自然とほかの音、「さ」「す」「せ」「そ」も、言えるようになってきました。
こうして、2週間に1回の通院がついに終了。
何年も悩んでいた発音だったのですが、通院してたった2ヶ月で、サ行をほぼマスター出来たことに、ビックリしました!
さいごに。通院して、悩みが解消されて良かった。
4歳になったら言えるようになるかな?
・・・
5歳になったら言えるようになるかな?
・・・
もうすぐ小学生になるけど、サ行が言えないことで、からかわれたりしないかな?
・・・と長いあいだ、娘の発音について、本当に悩んできました。。
でも、実際に通院を始めてから、2ヶ月で言えるようになりました。
もしかして、病院に行かなくても、実は言えるようになってたってこと・・・?
無理に(こんな時期にわざわざ)通ったのは、間違いだったのかも・・・?
なんて、素直に「病院に通って良かった!」と思えないのが、ネガティブ思考の私です。。
娘が言えるようになったことについて、先生は
「サ行の発音時に、変にクセ付いていたのが、毎日の練習によって、補正されたのでしょう」とのこと。
それを聞いて、少し肩の荷が下りた気がしました。
発音のクセを、素人の私には気付くことも出来なかったし、それを正す方法も持ち合わせていなかった、ということ。
きちんとプロの方にみていただけたからこそ、2ヶ月という短期間で、サ行を習得出来たということなのでしょう。
「別に病院に通わなくても、いずれ言えるようになるんじゃないの?」
なんて、他人から見たら、大した悩みじゃないのかも知れないけれど、
本人や、周りの人が悩んでいるなら、病院へ行くという選択も、一つの正解だったんだと思いました。
いま娘は、サ行が言えるようになって、とても嬉しそうです^^
今回、発音について病院の紹介を受けられたことは、本当に良かったと思いました。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。