私は結婚する前から10年以上は家計簿をつけています。
しかし、家計簿をつけるだけでは「来月から頑張ろう!」と意気込むだけで、実際どこから手をつければ良いのかわからず、節約や貯蓄にあまりつながっていないのでは?と思うようになりました。
そこで、支出額や貯金額など、年間の予算をきちんと決めることで、自分の目標がはっきりとわかるようになったのです。
これまで、
毎月いくら使っても良いのか?
年間で、どれだけ貯める必要があるのか?
などを考えずに、「年間でみたら黒字だからいいよね」
と、のんきに考えていた私でしたが・・
これを続けていれば、将来たいへんなことになっていたかも知れません。。
では、面倒くさがり屋な、私の家計管理をご紹介したいと思います。
家計簿とは別に1年間の収支計画を作成する
1年間の収入を予想して、先に支出と貯金額を予算組みしておきます。
これをきちんと実行すれば、おのずと貯金が出来ます。
1年の始めに収支計画をノートに書くことにしました。
我が家の場合
A収入→前年収入参考金額+児童手当の合計
我が家の場合はあまり変動がないので、前年度の収入金額を参考にしています。
B先取り貯金→子どもの大学費用+家の修繕費用
今のうちから、必要になる年まで一定金額を貯金しています。
その年の1月度に、一括で振り替えておきます。そうすることで、月々の貯金額を考えずに済み、とても楽です。
【追記】2017年より、お楽しみ貯金をはじめました。
C特別支出→固定資産税、保険(年払いのもの)、旅行代、交際費、記念日の食事やプレゼント代、住宅ローン繰上返済など
毎月発生しないもので、予測できる支出はすべて特別支出として、予算に組み入れます。
そして、これらを月ごとに書き出しておきます。
何月になるかわからない場合は未定の欄ももうけて、一覧を作成しています。
D通常支出→住宅ローン、食費、消耗品費、水道光熱費、被服費、医療費、こども費(学校費用など)、娯楽費、交通・通信費、保険(月払いのもの)、お小遣い(夫婦)
通常支出は毎月かかる生活費のことです。
通常支出は月々25万円として、年間300万円の支出予想としています。(2016年予算)
E支出→B先取り貯金+C特別支出+D通常支出の合計
貯金は、必要なときのために使うお金ということで、支出の一部と考えています。
収支予想→A収入-E支出=年間の収支予想
年間の収支予想がプラスとなるならOK。
ここで、マイナスとなる場合は見直しが必要ということがわかります。
支出を見直す
赤字となる場合は、身の丈の生活ができていないということ。
減らせる支出がないか全ての支出をとことん見直します。
1番に見直すところは固定支出です。
当たり前に支払っているお金を削減して黒字にすることが出来れば、今までの生活スタイルを変えることなく節約出来ます。
スマホを格安SIMに変更する、保険の見直しをする、住宅ローンの借り換えを検討するなど色々あります。
特別支出のなかでも、絶対に支払わなければならないもの以外で、見直せそうな金額がないか考えます。
旅行代や記念日の食事・プレゼント代などは金額の変更ができそうです。
娯楽も必要ですが、赤字で楽しんでいる場合ではありません。
その年の収支に応じて旅行を2回から1回にする、日帰りにするなど家族で話し合います。
どうしても、これ以上減らすところがないというなら最終的に収入を増やす方法も考えなければなりません。
年間の収支予想がプラスとなるように見直すことが出来れば、あとは実行あるのみです^^
年間の収支計画を立てるメリット
先に1年間の計画を立てることで、月々の貯金や支出について都度考える必要がなくなり楽になります。
月によって特別支出はバラバラですから1ヶ月○万円でやりくりしよう!としても、うまくいきません。
通常支出を一定額として、プラスその月の特別支出額を毎月の目標としておくのがベストです。
これは収支計画を立てているからこそ、毎月の予算金額がすぐに把握できるのです。
収支計画を立てるようになってからの変化
収支計画を立てるようになって、1年間に使うお金が明確になり、毎月の家計簿が楽しめるようになりました^^
これからも、家計管理を頑張ります!
最後までご覧頂きありがとうございました^^
▼1年間の計画とあわせて、ライフプランシミュレーションも立てておくと良いですよ。